大黒柱のいっぱいある住まい ～台風や地震から家族を守りたい～

基礎はＨ＝９００ｍｍの高床式で、瓦屋根で重厚感のある佇まい。

夏の日差しや雨風を防いで、快適に暮らせるように玄関やテラスなど、外部の軒屋根を長く出しています。

シンプルな外観とは対照的！
玄関ドアを開けると、ダイナミックな広がりの中に、玄関の上がりカマチや天井、造作などの繊細な技が光る。

高天井と腰板でグレードの高い玄関ホール。
右側の大柱は、長さ６．６ｍ×元口直径３２０ｍｍ！

玄関の下駄箱は、収納たっぷりのオリジナルです。
高さもありますが、据え付けなので地震による揺れでも転倒しない安心設計です！

玄関を上がると広縁が。
突き当りがリビングダイニング、左手の障子を開けると和室へと繋がっています。

急な来客時にも、リビングを通らず和室（客間）に直接行けるので、大変便利です！

広々とした約１８帖のリビングダイニング。
左手の和室２間をオープンにし、リビングダイニングと一体として活用すれば、なんと約３２帖もの大空間に。

日本建築の和モダンに包まれて、畳の香りや障子のなごみを感じながらゆっくりお過ごしください♪

右側の大黒柱と左側の骨太柱は、２階までの通し柱で、家をどっしりと守り、２階にいながら大黒柱との繋がりを感じることもできます。

オーナー様のアイデアで、リビング天井に約１帖の吹き抜けを設けました。
これによって、夏涼しく冬暖かい住まいになります。

キッチンから見たリビングダイニング。
オーナー様が一目ぼれした、今にも動き出しそうな大梁（樹齢約３００年以上）

リビングに鎮座する大黒柱は、長さ７．５ｍ×元口直径４００ｍｍの超骨太丸太で、１階から２階へ通り抜けて、家の最上部、小屋組みの棟木材へ差し込んでいます。

直線的な角材だけでなく、木本来の曲線を活かした空間は、優しく柔らかな印象でオーナー様ご家族を癒してくれることでしょう。

木をふんだんに使ったオリジナルのキッチン。
お住まいと同じ材料を使っているので、統一感がありお部屋によく馴染んでいます。

２間続きの和室の欄間は、以前のお住まいのものを再活用しています。

和室に配した厚板木（スギ樹齢約３００年以上、厚さ１５０ｍｍ、幅８００～１０００ｍｍ、長さ３ｍ）