【NEW】先人の想いを繋ぐ 合掌造りの古民家リノベーション
大分県九重町 戸建てリノベーション(木造平屋・古民家再生)
木のリフォーム・リノベーション|戸建て
漆喰の外壁と木格子で味わいを残しながら新しく生まれ変わりました。
玄関は小屋裏に隠れていた梁を化粧で見せて吹抜けに。
元々あった壁の土壁を落とすと竹小舞の下地が!100年以上経ってもほぼ傷みがないので、オーナー様と話し合い水洗いし研磨塗装で再生してそのまま見せることにしました。
来客時の憩いの場にもなる土間空間。
元々あった煤竹(すすたけ)をオーナー様が磨き上げ、装飾品として再利用しています。
お住まいの雰囲気を合わせて製作した手造り本棚兼収納棚。
玄関戸には、建具に合わせて選び磨き上げた木の枝の把手。
居間の床は畳から浮造り杉床板に。天井は梁を見せる吹抜けにして開放感のある空間に。
オーナー様から「収納庫として使っていた建具を活かしてほしい」とのご要望があり、居間とキッチンの間仕切り壁に使用しました!
建具を開けるとオープンに!
壁付けだったシステムキッチンも建具の前に移動し、対面キッチンとしても使えるようになりました!
奥様手作りのステンドグラスをはめ込んだ手造り建具。
古民家の雰囲気に合わせた色合いの手造り建具。透明のガラスで開放的に。
居間~寝室の間にも木製建具を新たに設置。
和室の畳を浮造り杉床板に。天井は梁を見せる吹き抜けに変えて、雰囲気も生活スタイルもガラリと変わりました!
天井はクロスから化粧板、床は浮造り杉床板に変えて温かみのあるキッチンに。
奥様手作りのステンドグラスをキッチン~洗面室の上部に欄間としてはめ込みました。
部屋から見る眺めは風情があり、新緑の時期は青竹に心癒されます。
オーナー様が収集している京都西陣織の“帯”の一部を磨いたすす竹に飾りつけて、訪れたお客様をおもてなし。
桜模様のふすま
大広間(和室)と寝室(洋室)で部屋の雰囲気に合わせ表裏のデザインを変えています。
本物の草花を取り入れた手漉き和紙を中央にはめ込んだ障子は目を引きます。
縁側の床板は元々あったクリ材を活用し、足りない分を補充して施工しました。
お客様用の寝室の天井は一部梁を見せ杉化粧板張りに。
厚手の生地とレース生地の2枚を1台に組み合わせたプリーツスクリーン。目隠しや自然光の取り入れをコントロールできます。
おしゃれなステンドグラスのランプが古民家の雰囲気にマッチしています。
洗面室
天井はクロスから杉化粧板、床はヒノキの床板に。
奥様手作りのステンドグラスと木製建具を組み合わせて、彩りと温もりのある空間に☆
自然の表情を活かした山桜や樹齢400年以上の杉の枝の把手。
木の温もりを感じる手触りで、存在感がありながらも空間に優しく溶け込んでいます。
一部家の傾きがあったため、専門業者に依頼し特殊機械で家を持ち上げ水平に!
足場を組み上げ、合掌造りや梁のすすを落とし拭き上げ、落下防止剤を塗布し見事な吹き抜けを再生
土壁を落とすと竹小舞の下地が!100年以上経ってもほぼ傷みがないので、オーナー様と話し合い水洗いし研磨塗装で再生してそのまま見せることにしました
1階から棟まで約8メートル。この距離で見ていただくことはなかなかできないですね!
~施工前の建物下見~
100年以上の合掌造りの古民家との出会いに感動!
築100年以上のご実家(古民家)を見てほしいとご依頼があり、天井材を一部取り払って真っ暗な小屋裏に懐中電灯を照らすと…とても大きく立派な梁材たちや飛騨高山と同じような合掌造りの表しが目の前に。囲炉裏(いろり)の炎と煙によって小屋裏に煤(すす)が…しかし煤の防虫・防腐効果により屋根裏全体が傷んでいない「これはすごい造りの家だ!」とその出会いに感動しました。
この家を建てるにあたって、家主様や建築を請け負った大工棟梁のやり遂げる強い意志、気魂、心意気が随所に宿っている、まさしく「一棟入魂」の古民家です。
残せるものは再生して活かし、先人の想いを繋ぐ古民家再生リノベーションをさせていただきました!
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