大黒柱選び&製材所見学|今も将来も暮らしやすい平屋のような2階建て-福岡県小郡市-

公開日:2022/06/01(水) 更新日:2022/06/01(水) 家づくりのこと~建築中~こだわりの木のこと

大梁材の製材

小郡市内に建築するT様ファミリーが来社し、お住まいの大黒柱選びと、ご覧の約3年程熟成天然乾燥させた杉丸太長さ6メートル×直径500〜700ミリを大大梁に製材するところを見ていただきました!

丸太口を見ると、周りの白身部分は年月と共に腐食していますが(白身部分には根から養分を枝葉に上げる導管層がありタンパク質等の栄養素を菌が食べることで腐食します)、赤身の部分は腐食しません!

しかも天然乾燥で長く熟成させると、深い色調と年月を重ねても香りが長く継続して住まう人に癒しと健康を与えます!
昔の良質な住まい造りの先人の知恵です!

大梁材の製材

大梁材の製材

製材加工が始まり帯鋸の小気味よい切断音と共に美しい色合いの木目が出てきましたよ!

大梁材の製材

この大大梁材は長さ約6メートル×厚み180×幅300〜440以上で、地震や台風を想定して開放的なLDKの構造ポイントに使用する当社特選逸品材ですよ!

大梁材の製材

このスギ品種はヤブクグリ系で材質は非常に粘り強く木目や色合いは多様な木です!

大梁材の製材

まだ製材加工したばかりなので色合いはやや白っぽく見えますが、この樹は年月を通して赤味と艶やかさが増してくるのが特徴です!
手前の丸太口付近は多少空気に触れているので色味が出ていますね。

大梁材の製材

今日の見学記念にT様ファミリーに大大梁材に乗っていただきました!
一本の丸太からできる構造材、住まいにおさまるのが楽しみですね☆

 

大梁材の製材

今回ご家族で迷った中、選んでいただいた大黒柱がこちら!

元口直径330ミリ、長さ3メートル、杉樹齢約200~300年の赤みの色合いが強い木で、若木にはない 年月を重ねた古い木特有の色合いが出ています! 完成後も時を重ねるごとに色合いが変化していくので、自然素材ならではの経年美を楽しめます!

 

大黒柱選び・製材見学の後は、スタッフと打合せをさせていただきました。
T様、上津江までご来訪いただきありがとうございました!

 


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