先人の想いを繋ぐ 合掌造りの古民家リノベーション

【勝手口軒先_屋根増設工事】

勝手口の軒屋根増設工事に使う化粧桁の繋ぎを大工棟梁が手加工しています。

【勝手口軒先_屋根増設工事】

天然乾燥6m丸太から製材した4.5m杉長尺材2本（120×180mm）を使っています。
化粧柱（120×120mm）5本も自社製品で芯去り銘木材4寸角を加工します。

【土間の本棚兼収納】

土間の本棚兼収納 あと下部収納に建具が納まったら完成です。

【ちょっと一息。－色とりどりの花－】

春の花 チューリップも黄色と赤の色鮮やかな花を綺麗に咲かせて、思わず写真を撮りました。

【ちょっと一息。－色とりどりの花－】

綺麗な花が出迎えてくれるお住まい。
今日も色とりどりの鮮やかな花が咲いていました。

【当社オリジナルの杉化粧板】

今回、古民家のお住まいに合わせて着色した杉化粧板を納めていきます。

【当社オリジナルの杉化粧板】

今回、土間に置く本棚兼収納の壁面には、当社オリジナルの杉化粧板を使用。現場に杉のいい香りが広がっています(^^)/

【 お住まいに合わせた手造り家具を。】

土間の一角に置く本棚兼収納の手造り家具を、現地にて組立て中。

【 囲炉裏の土台－焼杉－】

土間に置く囲炉裏の高さを座って楽しめるようにされたい！とのことで、土台として使用する杉を防火のため、焼いて炭化させています。

【 囲炉裏の土台－焼杉－】

炭化させた後は、丁寧に一本一本洗い乾かしてお住まいに納めます。

【焼き杉の踏み台】

外の縁側や玄関の土間に焼き杉の踏み台を製作しました！
お住まいの雰囲気にも合いそうです。

【掘りごたつの天板】

新たに施工している掘りごたつの天板を製作しています！

【再生建具の調整】

建具屋さんが建付けを調整しています。
いつも丁寧なお仕事ありがとうございます！

【建具を活かした間取り】

収納に使用していた建具を活かしてほしいとのご要望から、収納戸をキッチンとの仕切りに使用。建具を開ければ対面式のオープンでも使用できるようになりました。

【手造り掘りごたつ】

和室に手造りの掘りごたつを新設！
コタツやぐらがおさまりました。

【枝の把手】

山桜など自然の枝を活かした趣のある把手を建具に取り付けます。

【枝の把手】

玄関戸の把手の高さを打合せしながら決めました！
握りやすくやさしい手触りの把手です。

【手造り建具】

職人さんが１つ１つ造る木製建具がおさまっています。

【手造り建具】

古民家の雰囲気に合わせた色合いになっており、建具が入るとより雰囲気がよくなりますね！

【手造り建具】

昨年11月14日、現場レポートにアップした奥様手作りのステンドグラスを取り込んだ木製建具。空間を華やかにしてくれて、見て楽しむこともできるオリジナルの一枚です。

【照明器具の取付け】

ダイニングには奥様セレクトのペンダントライトを取付け。古民家の雰囲気とマッチしています♪

【手造り玄関戸】

今回古民家のお住まいに合わせて、手作りの玄関戸を納めます。現場で、職人の方が微調整しながら、パッと見て「あっいいな～」と思う古民家のお住まいに会う本物の木を感じる手作りの建具に仕上がっています。

【新しいシステムキッチン♪】

新築と同じように、ショールームで実際の商品を見ながらお住まいに納める色や内容を選んで頂いたシステムキッチン。
木との相性もいい淡いグリーンの色とキッチンパネルの青の石目調がアクセントになって空間を明るくしてくれて、さらに使い勝手の良くなったキッチンで楽しく料理ができそうです。

【左官工事 玄関の御影石】

みんなが行き来する玄関戸前の敷石には御影石を納めています。

【現場にて打合せ】

スタッフと左官屋さんが玄関の左官工事について、現場にて打合せ中です。

【塗装工事】

今回、古民家のお住まいに合わせて、木製建具の敷居など細かな所も丁寧に着色塗装しています。

【玄関の木格子】

大工さんが玄関の窓や玄関戸に納める木格子の加工・施工をしています。
仕上がりが楽しみです！

【キッチンカウンター材】

キッチンカウンターに用いる一枚板を選びました！
完成して塗装をするとより木目が出てきます。

【濡れ縁の焼き杉板】

濡れ縁に使用する焼き杉板を工場にてつくっています！

【玄関の木格子】

玄関の木格子を塗装しています。

【屋根塗装】

晩秋の陽光と青空に映える屋根。
再塗装がオーナー様立ち合いのなかで完了しました

【漆喰の外壁塗装】

外壁に漆喰を施工中です！

【漆喰の外壁塗装】

南東の出隅も漆喰を施工中です。

【おしゃれな手作りのステンドグラス_その１】

奥様手作りの素敵なステンドグラスをお住まいに取り込みます。こちらはトイレの木製建具に使用する予定です！

【おしゃれな手作りのステンドグラス_その２】

こちらも奥様の手作りで、洗面室のランマに使用します！打合せを重ね、自分好みのオリジナルな空間をつくります。

【すす竹の装飾＆目隠し】

オーナー様が磨いたご覧のすす竹は元々古民家にあったもの。こちらは、吹抜けに使用するペンダントライトのコードを隠す目隠し＆装飾用として使用します！仕上がりが楽しみですね♪

【屋根の再塗装】

塗装をする前にサビを研磨し落としていきます。

【杉化粧板の天井】

水回りの天井はすべて杉化粧板に。調湿性があり、こもりやすい湿気を防いでくれます。

【古くなった設備を新しく】

古くなっていた設備もすべて新しいものに取り替えます。浴室はユニットバスに変えることで保温性が増して寒さ対策に！掃除もしやすくなります♪

【断熱リフォーム】

古民家の方も新たな施工箇所に断熱材を施工していきます。

【四季の移ろいを感じる縁側に】

傷んで開け閉めができなかったサッシを新しく。押入などを撤去し、家の中から庭を眺めることができる開放的な縁側になっています。

【無垢床板】

新しく施工する無垢床材や化粧枠材も現場に届いています！

【サッシを新しく】

掃き出し窓の上部もサッシに取り替え明るい室内に。

【外壁左官工事】

タウンモルタル施工中。その後、漆喰仕上げを行う予定です。本格的な左官塗りで、長く持ち耐久性のある外壁に。

【断熱リフォーム】

約30～40年前に古民家に増築した在来工法の水回りは断熱材が入っていなかったため、暑さ・寒さ対策として、床・壁・天井すべて断熱材を施工します。

【外壁左官工事】

メタルラスを施工し、耐久性のあるタウンモルタルを施工中。仕上げは漆喰塗りになります。

【外壁左官工事】

湿気は通し水滴は通さない透湿防水シートを施工しています。

【外壁の下地施工】

傷んでいた板を剥ぎ取り、漆喰塗りの下地となるラス板を施工しています。

【竹小舞を化粧仕上げに】

100年以上前の竹小舞を残すため、煤（すす）やほこりを落としています。竹小舞の技術と、時間と手間をかけた匠の技（心）が表情としてみえて、何とも言えない趣があります。

【サッシを新しく】

外部サッシをすべて新しく新設。こちらは戸袋付きで、現場の寸法に合わせてつくられています。

【現場にて打合せ】

外部開口のサッシ部分の下地枠材(右手梱包)と壁や天井の下地組み上げ材(左手梱包)。
床下地板施工が終わると、外部サッシ下地枠材取り付けや水廻り仕切り施工と進んで行く予定です。
オーナー様や奥様と当社スタッフで、内部木建具の色合いサンプルなどなど現場打ち合わせさせていただき、昔ながらのたたずまいと、今だからこそ出来る斬新さや思いをどのように融合させることができるか、ご予算もご相談しながら楽しく夢想中です♪

【竹小舞】

玄関口土間の居間と10畳の部屋。
出入り開口の上部土壁が浮いて落下しそうだったので解体撤去予定でしたが、浮いた土を落としたらご覧のように組み上げの下地が！
竹小舞は100年以上の時を過ぎてもほぼ痛みもないので、このまま水洗い研磨塗装し再生して見せることに決定しました！

【碍子（ガイシ）】

ご覧の昔ままの電気配線のガイシもこのまま装飾品として遺します。カッコいいですね！

【トイレを明るく快適に】

トイレは使い勝手をよくするため、以前より幅を広くしてドアを引き戸に変更、窓も大きくして自然光で明るく快適な空間にリノベーションします！
一部解体撤去から床材廻り全部の解体撤去し、大工棟梁がただいま水廻り部分の床下地材施工中です。

【広縁の床下地】

東南の奥座敷8畳の部屋にL型にご覧の広縁があり、現在床下地材の杉板貼り終えています。その下に白く見えるのが断熱材(カネライト50ミリ）です。
この縁側の床材は、以前この家の畳下地材に使用していた山栗材で、現在当社の工場で再生加工中！スタッフが奮闘努力しています。

【畳下地】

畳10帖と畳8帖の和室は畳下地板張り完了しました。

【断熱リフォーム】

地面に防湿シート、床下には断熱・防湿として発泡成形のカネライト厚さ50ミリを使用し、耐久性と快適性に対応した施工を実施。

【断熱リフォーム】

根太の間に断熱・防湿のために発泡成形のカネライト厚さ50ミリを施工！

【断熱リフォーム】

土台と大引の上に根太45×60を施工しました。

【湿気を防ぐ土台に】

地面に防湿シートを敷き込み砕石転圧し、300mmの基礎板に鋼製調整束柱、120mm角の土台・大引を施工！
既存土台の内側にWで土台を増設しています。

【家の持ち上げ】

一部沈んで傾いているところがあり、専門業者に頼んで持ち上げてもらい水平に。
ベースのコンクリートも現場に合わせて大きく厚めに施工しています。

【家の持ち上げ】

柱の下の上げた隙間に束柱を組み込みます。

【家の持ち上げ】

【家の持ち上げ】

【家の持ち上げ】

家上げの特殊な機械で家を持ち上げています。

【合掌造りと自然丸太梁の塗装】

合掌造りと梁を拭き上げて塗装をしました。

【合掌造りと自然丸太梁の塗装】

居間の吹抜けも大梁の塗装が完了しています。

【合掌造りと自然丸太梁の塗装】

和室10畳の大梁も塗装仕上げ。

【すす落とし】

今回吹抜けになるため、足場を組み上げて合掌造りや梁のすす落としを実施しました。

【すす落とし】

囲炉裏の炎と煙によって小屋裏にすすが！しかし、すすの防虫・防腐効果により屋根裏全体が傷んでいません。

【すす落とし】

【解体工事】

梁を見せるため、和室10畳の天井を剥ぎ取り中です。

【解体工事】

和室10畳と居間の天井剥ぎ取りが終わりました。大梁と合掌造りを見せて吹抜けにします！

【解体工事】

和室10畳と8畳の畳や床を撤去中です。

【解体工事】

土台・大引き・束の構造体の傷んでいる部分を解体し、撤去しました。

【解体工事】

L型の縁側の一部にあった押入を撤去しました。
元々は客間として使用されていた部屋で、開口を広げることで以前のように東と南に景色が広がる客間に戻す予定です。

【小屋組みを確認】

約30年前にリフォームした土間の天井を外して、屋根裏の小屋組みがどのような合掌造りになっているか確認しました。すごく大きな梁が見えていますね！

【心意気を感じる一棟入魂の古民家】

この家を建てた家主様や建築を請け負った大工棟梁のやり遂げる強い意志、気魂、心意気がこの家の随所に宿っています！まさしく『一棟入魂』の古民家。

【感動の一日】

オーナー様の御依頼で築百数十年のご実家(古民家)を見てほしいと天井材を一部取り払って真っ暗な小屋裏に懐中電灯を照らすと、スッゴイ大きな梁材達や飛騨高山と同じような合掌造りの表しが煤(すす)をいっぱい付けて出迎えてくれ、これはすごい造りの家だ！と、その出逢いに感動した1日でした。

【古民家リノベーションはじまります！】

築100年以上の合掌造りの古民家。先人の想いをつなぐ古民家再生リノベーションを始めさせていただきます！